Training Peaks の ワークアウト

Training Peaks( TP )では、自身でワークアウトを作ることができます。ワークアウトを作成すると

✔︎ ヘッドユニットにワークアウトを入れることができる
✔︎ Zwift に自分が作ったワークアウトを入れることができる
✔︎ PMCのコントロールをすすことができる

など、さまざまなメリットを得ることができます。TPでの登録を終えたら、こちらを参考にワークアウトを作成してみましょう。

 

目次

Workout の作り方

はじめに、カレンダー上のトレーニング予定日をクリックします。

スクリーンショット 2020-04-19 15.06.59

 

すると、以下の画像が出てきます。

スクリーンショット 2020-04-19 15.07.10

 

“Add a Workout”にて、どのタイプのワークアウトを行うのかを選択することができますが、こちらでは”Bike”を選んだ方に向けた方法をご案内します。

 

Bikeを選択すると、右の図の様になりますが、こちらの”build Workout”をクリックしましょう。

 

Click or Drag Blocks to build workout

赤い枠で囲まれている”Click or Drag Blocks to build workout”を使用して、ワークアウトを作成していきます。

スクリーンショット 2020-04-19 15.05.20

 

こちらは、以下の8種類から選びます。

 

上段左より
✔︎ Warm Up
✔︎ Active
✔︎ Recovery
✔︎ Cool Down

 

下段左寄り
✔︎ Two Step Repeats
✔︎ Three Step Repeats
✔︎ Rump Up
✔︎ Rump Down

 

今回はシンプルにWarm Up・Active・Cool Downの3種類を使用して説明します。

 

WorkOut Details Editor

実際にクリックまたはドラッグすると、以下の様になります。

スクリーンショット 2020-04-19 15.05.29

 

自身が選択したワークアウトの情報が”WorkOut Details Editor”に表示されますが、ここから自身が行うワークアウトを調整していくことができます。一つずつ、何を選択することができるのかを確認していきましょう。

 

Duration or Distance

まずは、ワークアウトをDuration (時間)で設定するか、Distance (距離)で設定するかを決めます。赤枠を選択することで、表記が以下の様に変わります。

スクリーンショット 2020-04-19 15.04.29

 

多くの場合は、Durationで問題ないと思います。トラック選手の方などは、Distanceを選ぶこともあると思いますが、多くは前者で問題ないでしょう。

 

Range or Target

つぎに、運動強度をRenge (範囲)で設定するか、Target (固定)で設定するかを決めます。赤枠を選択することで、表記が以下の様に変わります。

スクリーンショット 2020-04-19 15.04.40

 

多くの場合は、Durationで問題ないと思います。EnduranceやTempoなどの長時間走行や、インターバルで幅を持たせたい場合は前者、TTなどを行う場合は後者を選択してワークアウトに励むといいでしょう。

 

Cadence Range

また、ワークアウトを実施する際には”Cadence Range(ケイデンスの指定領域“を選択することができます。

スクリーンショット 2020-04-19 15.04.50

 

基本的にしようすることはないかもしれませんが、ヒルクライムやタイムトライアルなどでは、ケイデンスを固定することで特異的なトレーニングを行うことができますので、そうした目的をお持ちの方は、こちらを設定してみましょう。

 

% of FTP

最後に、赤枠内の時間(何分)および運動強度(FTPに対して何%)を設定しましょう。

スクリーンショット 2020-04-19 15.05.01

 

ここで気をつけないといけないのは、FTPの設定数値が正確でないと、指定強度が”高い”または”低い”状態となってしまい、うまくワークアウトを遂行することができず、あまり効果を得られなくなる可能性があります。ワークアウトを作成する前に”FTPが適切な数値か”を確認しておきましょう。

 

また、ワークアウトの% FTPは、自身が求める効果(フィットネスの目的)によって変わるので、”何のためにその%でトレーニングを行うのか”を間違えない様にしておきましょう。

 

Description

基本的には、以上で問題ありませんが、何かメモを残したい場合は”Descrittion”にメモを残しておきましょう。

スクリーンショット 2020-04-19 15.05.44

 

こちらでは”W-UP / MAIN / C-DOWNで何をするのか”を書いてあります。

 

自分自身でワークアウトを管理している場合はあまり必要ないかもしれませんが”何を意図してこうしたのか?”を振り返ることができるようにした方が、フィットネスを定点観測する際のヒントになることが多いので、余裕があれば書いておきましょう。

 

また、以上入力を終えると、以下の様にカレンダーにワークアウトが追加されます。

スクリーンショット 2020-04-19 15.51.23

 

また、ワークアウトを入力する場合、アカウントの種類によって制限かあります。

 

Basic Account の場合
1日後までしかワークアウトを入力できない
→ PMCの推移を予想できないPremium Accountの場合
何日も先までワークアウトを入力できる
→PMCの推移を予想できる ( ピーキングしやすい )

 

他にも”Workout Library”でストックできるトレーニングメニューの数が違うなどもあります。

 

Workout Libraryはさておき、PMCのTSB推移予想ができるのは非常に大きいので、

 

フィットネスとして自転車のトレーニングを楽しみたい方は
“Basic Account”

大会などで結果を出したい方は
“Premium Account”

 

をそれぞれオススメしています。

 

以上を参考に、ワークアウトを作成してみてください。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

自転車競技コーチのとおるです。

ロードバイクやトライアスロンを中心としたトレーニングに関する基本的な情報を発信していきます。


愛知県名古屋市にて、パーソナルジムとロードバイクスクールの運営をしております。興味のある方は、以下をご覧ください。

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